麦茶Q&A
Q 麦茶が夏場によく飲まれるのはなぜですか。
A 夏の季語として読まれる麦茶は、まさに夏の風物詩的な趣を持つ飲み物です。香ばしさとさっぱりしたのどごしが好まれていますが、他の清涼飲料水と違い、保存料、甘味料等の添加物が一切含まれていないほか、カフェイン等の刺激物も含まれていません。
夏場は、身体の新陳代謝が活発になり汗をかくと水分のほか塩分やミネラルも失われます。麦茶はミネラルを比較的多く含むため、麦茶を飲むことによって水分のほかミネラルを補給することができ、お年寄りから子供まで安心して飲める「自然飲料」として、多くの人に親しまれているからです。

Q 麦茶には、どんな種類のものがありますか。
A 麦茶の原料は、国内産の小粒大麦、大粒大麦、はだか麦です。最近は麦茶の消費が増え国内産だけでは賄えないため外国産(カナダ、オーストラリア、アメリカ)の大麦も使用されています。
商品には、丸粒焙煎麦のままのタイプ、手間のかからないように丸粒焙煎麦をそのまま、または引き割り、粉砕してテイーパック詰めしたタイプのものがあります。テイーパック詰めした麦茶は、煮だすタイプと冷水に直接入れるタイプ、またはその両用タイプのものがあります。
さらに好きなときに飲めるペットボトル入り液体麦茶や、冷水やお湯に溶かすだけですぐ飲める濃縮タイプの麦茶、好きな量だけ作れる粉末タイプの麦茶等もあります。
また、麦茶にハトムギ、米、胡麻等のいろいろな穀物、緑茶、ウーロン茶、杜仲茶等他の茶葉や薬草等を混ぜた混合茶もあります。麦茶もバラエテイーに富んだ飲み物となっています。

Q 麦茶はアレルギー食品ですか?
A 麦茶の原料麦は、大麦です。
アレルギー物質を含む食品については、食品表示法において、食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかな食品のうち、とくに発症者数や症状の重篤度が高い7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)を特定原材料と定め、表示義務を課しています。
また、症状数が比較的少なく、あるいは重篤な例が少なく現段階では科学的知見が必ずしも十分でない20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キュウイフルーツ、牛肉、クルミ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)については、特定原材料に準ずるものとして、可能な限り表示するよう推奨されています。
大麦は、これらの27品目には含まれていません。

Q 麦茶はどれぐらい飲めますか?
A 麦茶を入れ替える容器が清潔にされていることを前提として、やかんで煮出した場合は、冷蔵庫で保管していただいて、1〜2日ぐらいです。冷水で出した場合も、同様に1〜2日になります。ただ、麦茶は生ものですので、 出来るだけ作った当日に飲み終わるようにしてください。

Q 麦茶にはカフェインは含まれているの?
A 麦茶にはカフェインは含まれておりません。

Q 麦茶には添加物は含まれているの?
A 麦茶には、保存料、甘味料などの添加物は通常含まれておりません。

Q 麦茶って赤ちゃんに飲ませて大丈夫?
A 麦茶は、ノンカフェイン、ノンカロリー、ノンシュガーで、かつ、保存料、甘味料等の添加物は通常は含まれていませんので、赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲める自然飲料です。